「お仕事前に“心がほどける場所”って、大事なんです。」
今月のごはん相手は、中洲の人気ラウンジ「Lounge Riche（ラウンジ・リッシュ）」で注目を集める若手キャスト、咲良（さくら）さん・24歳。
清楚で物腰やわらか、けれどお酒が入るとふわっと甘える“ギャップ”が魅力。
「癒し系」として同伴リピート率の高い彼女が「本当に美味しいし、空間も落ち着けるんです」と教えてくれたのは、春吉の裏路地にひっそり佇むイタリアン『OSTERIA CONCORDIA（オステリア・コンコルディア）』。
今回はお仕事前の18:00スタートのディナータイムにお邪魔し、キャストとしての顔とはまた違う、“素の咲良さん”を覗いてみました。
今日のごはん：OSTERIA CONCORDIA（オステリア・コンコルディア）
所在地：福岡市中央区春吉3-12-17 オークビル2F
営業時間：17:30〜24:00（日曜定休）
席数：カウンター4席、テーブル8席
雰囲気：静かに話せる隠れ家系。全席間接照明＆BGMはジャズ。
客層：30代以上の大人カップル、接待、同伴前の女性同士も多い
まずは乾杯。「今日は白が飲みたい気分です♡」
仕事前ということもあり、咲良さんが選んだのはグラスのオーガニック白ワイン（ソアヴェ・クラシコ）。
「重すぎないし、魚料理にも合うんですよね〜」と、サラリとワイン用語もこなすあたり、さすが人気キャスト。
この日注文したのは…
本日のオーダー
- 前菜：鮮魚のカルパッチョ 柑橘ヴィネグレット
- メイン：イカスミのタリオリーニ 自家製ボッタルガ添え
- サイド：白レバーのパテとフォカッチャ
- ドルチェ：ピスタチオのセミフレッド
「ここのボッタルガ（カラスミ）が本当に香り高くて…最初はお客様に教えてもらったんですけど、もう虜です（笑）」
と、咲良さん。ひと口ずつ丁寧に味わう姿がとても印象的。
“ごはん使い”の流儀
「初めての同伴って、“お店選び＝自分のセンス”みたいに思われるから、結構慎重になります」
そう語る咲良さんの**“ごはん使いのマイルール”**は、以下の3つ。
- 味はもちろん、席の“距離感”を大事に
→ 横並びのカウンター席や2人がけソファが多いお店を選ぶ - 高級すぎず、でも“知ってるとカッコいい”くらいの穴場
→ Googleで探すより、お客様や先輩から情報をもらうことが多いとか - お酒が強くない人でも楽しめるメニューがあるかどうか
→ お茶やノンアルメニューがちゃんとあるお店は◎
最後にちょっとだけ、恋バナ
「仕事柄、“どうせ男慣れしてるんでしょ？”って言われるけど…」
そう前置きして、咲良さんがぽつり。
「ほんとは真逆。お仕事では盛り上げるけど、プライベートでは受け身かも」
「でも、こうやってごはんを一緒に楽しんでくれる人には自然と心開いちゃいますね」
笑いながらも、どこか少し照れたような表情。
編集後記：心をほどく場所、選べる女は強い。
キャバ嬢にとっての「同伴」や「アフター」は、営業活動であると同時に、
“どんなお店を選ぶか”が自分のブランディングにもつながる大事な場面。
OSTERIA CONCORDIAのように、気張りすぎず、それでいて丁寧な料理と空気がある場所は、まさに“使える一軒”。
同伴でも、デートでも、自分をちょっとだけ素敵に見せたいときに――
覚えておきたい、そんなお店です。
OSTERIA CONCORDIA（オステリア・コンコルディア）
福岡市中央区春吉3-12-17 オークビル2F
☎︎ 092-XXX-XXXX（※記事用の仮番号）
Instagram：@osteria_concordia_fukuoka（※仮）