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キャバ恋
2025-07-25

「あの瞬間、落ちました」—— キャバ嬢 美月さんが語る、理想の男性との“お店での出会い”

この仕事をしてて、恋なんてしないって思ってた。

福岡・中洲の人気ラウンジ「Lily(リリー)」でNo.2の座に就くキャバ嬢、Aさん・26歳
華やかなルックスと安定した接客力で、常に売上ランキング上位をキープする彼女だが、ある日ふとした瞬間に「心を奪われた」お客様がいたという。

ナイトワークをしていれば、いろんなタイプの男性と出会う。
けれどその中で、“恋”と呼べる感情を抱いたのは初めてだった。

今回は、美月さんが語る“恋に落ちた瞬間”と、その夜の出来事をお届けします。

その人は、あまりにも「普通」だった。

初めて来店したのは、金曜日の21時前。

紹介でも指名でもなく、ふらっと一人で入ってきたスーツ姿の男性。
「30代後半くらいで、営業マンっぽい雰囲気。特別イケメンでもなくて、清潔感があるくらい。でも、なんか“ちゃんとしてる”って空気はありました」

最初は同席した他の子ともそこそこ話していたけれど、なぜかAさんをじっと見ていたのが印象的だったという。

「会話が上手い」とかじゃない。でも、落ち着く。

「よくしゃべる人って多いけど、この人は逆。言葉は少ないけど、ちゃんと“聞いてくれてる”感じがした」

——仕事のこと、趣味のこと、家族のこと。
いつもは自分が話を回す側なのに、気づいたら自然と自分の話をしていた。

「私、こんなに素の自分で笑ってたっけ?」
そう思ったのが、最初の“違和感”だった。

「あ、この人に落ちたかも」と気づいた瞬間

それは、2回目に来てくれたときのこと。

週明けの火曜日、同伴もなしでふらっと現れた彼は、
いつものように静かに笑って「これ、好きって言ってたやつ」と、
コンビニ袋に入ったミニチュアのガチャガチャを手渡してきた。

——それは、前回何気なく話した「昔ハマってたキャラクターグッズ」だった。

「え、覚えてたの? ていうか、探してくれたの…?」

その瞬間、胸の奥がふっと熱くなって、気づいたら“好き”が始まっていた。

プライベートでは会ってない。でも、特別な存在。

「一応、お客様だからって線は引いてる。お誘いも何度かあったけど、全部断ってる」

でも、毎週一回は来てくれる。1時間だけ。静かに飲んで、静かに帰る。
会話も多くないのに、なんだか満たされる。

「恋人じゃない。でも、お仕事の関係だけでもない」
「その曖昧さが、逆にすごく愛しいんです」

ナイトワークの裏側にある、小さな奇跡

「この仕事をしてると、つい“見られる側”の自分に慣れちゃうんです。
でも、あの人にだけは、ちゃんと“見てくれてる”って感じる」

——相手の見た目でも、職業でも、年収でもない。
“自分の存在そのもの”に向けられた小さな優しさが、
どんな高価なプレゼントよりも心を揺らした。

編集後記:キャバ嬢も、恋をする。

ナイトワークに恋はタブー――
そんな風に思われがちだけど、
“心が動いてしまう瞬間”は、誰にでも訪れる。

それが仕事中だったとしても、
それがたった1時間の会話だったとしても、
本物の感情は、ちゃんと息づいている。

恋に落ちたキャバ嬢の物語は、
どこかで、あなたにも訪れるかもしれない。

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